こんにちは、ひとぅみです!
ついに、先日総合病院の病棟から透析病院の透析室へ転職しました。
私自身転職前は、透析室へ患者を送り迎えする程度で、透析室でどのように透析治療が行われているのか全く分からなかったです。
そのため、転職後にどのような知識や技術を身につける必要があるのか想像つかず、不安がありました。
今回、実際に透析室へ転職してみたことを時期別に随時お話していきたいと思います。
透析へ転職する方の参考になれば嬉しいです!
なぜ?透析室勤務を選んだのか
私が透析室勤務を選んだ決め手は、3点です。
- 夜勤がない
- 日勤が多いのに、給与が高め
- クリニック勤務などの再就職先も見つけやすい
では、1つずつ解説していきます。
1.夜勤がない
看護師として病院へ勤務すると、クリニックなどを除いて基本的に夜勤をしなくてはなりません。
でも、透析治療は日中に行われていることがほとんどです。
つまり、夜間透析を受け入れている病院以外で働けば、日勤で働けます。
ちなみに、私の就職した病院は夕方から23時までの夜間透析があるので、準夜勤があります。
それでも、深夜の勤務はないため日付が変わるまでには帰宅できると思います。
これって、今まで病棟の16時間夜勤をやっていた私からすると、とてもありがたいです。
なぜか?って言ったら、病棟の16時間夜勤はめっちゃめちゃ大変です。
そもそも、日中仮眠したとしても、夜中なのに休憩以外起きてなければいけないというストレスは大きいです。
それに加えて
仕事は『夕方、朝には食事の配膳・介助、配薬ラッシュ』があり、その間に『バイタル測定や状態確認、異常があれば医師への報告』、『2〜3時間おきの体位変換、オムツ交換』があります。またナースコールで呼ばれれば、その患者の対応もしなければなりません。
眠れないストレスと忙しくて思い通りに仕事が進まないストレスはハンパないです。
でも、夜勤のストレスフルから解放されるので、happyですよ★
2.基本日勤で残業なしなのに、給与が高め
世間で看護師の給与は高めだと言われますが、それは夜勤をやって夜勤手当を貰っているからです。
つまり、夜勤をやらないと看護師の給与は少ないです。
また、看護師は残業多めです。情報収集のための就業前残業、就業時間内に終わらないために就業後残業があり、サービス残業も多いです。
ストレスフルの看護師の給与は高くないと、私は思います!
でも、透析勤務なら『日勤勤務の残業なし』かつ『夜勤なしで高給与』が叶います!
3.クリニック勤務などの再就職先も見つけやすい
私は年齢や結婚や子育てなどのプライベートに合わせた場所で働きたいと思っています。
これは個人的な見解ですが、看護師でクリニック勤務やパート勤務で働ける場所って限られると思います。そもそも求人が少ないし、給与面でも低いと思います。
しかし、透析という特殊分野の知識や技術を持っていれば、透析クリニックという選択もできるため、再就職がしやすいと思っています。
よって、透析室への転職で未来の自分のワークライフバランスを整える一歩を踏み出せたと思ってます。
1週目に身につけた知識
- 腎臓の働きと腎不全について
- 透析室で使用する薬剤について
1週目に身につけた技術
- 透析終了後の回路の片付けと機械の洗浄方法
- 抜針後の止血確認
- 透析前の患者、機械の準備
1週間働いてみて
勤務内容は?
勤務形態
日勤定時帰りで働いてます。先輩方も事前に決められた残業当番がいるため、定時で帰ってます。
そもそも、透析治療は時間で終わるものなので、病院勤務のような患者の状態に左右された残業はありません。
3ヶ月頃から19時までの残業、半年後に準夜勤が開始予定とアナウンスがありました。
仕事内容
透析治療に関わる仕事や患者指導を行います。私の所は介護士や看護補助も配置されており、オムツ交換やベッドメイキングなどはやってもらえます。
個人的にこれは腰痛持ちの私のとしてはかなりありがたいです。
しかも、ナースコールが鳴ることもほぼないです。
ナースコールに追われて仕事が進まないというストレスからは解放されました!
患者はどんな人がいるの?
30歳代〜80歳代で男性が多いですが、女性もいます。
私も含めて、透析患者のイメージはこだわりが強くコンプライアンスが低くて、面倒な人が多いだと思います。
実際はイメージ半分正解、半分不正解だと思いました。
イメージ通りでこだわりが強く、周りと問題を起こしている人もいます。
でも、新しく入職した私に声をかけてくれる優しい人や礼儀正しい人もいました。
つくづく、イメージの決めつけはよくないな
また先輩たちと患者の関係をみると、週3回会うためか先輩たちは患者のことをよく理解しているし、患者も信頼して治療を受けているんだなと感じました。
患者さんは、一生透析治療を続けていく必要がある。
だから、長い付き合いになるね。
おすすめ書籍
私が実際に勉強に使用している書籍を紹介します。
•やさしくわかる透析看護
説明するための文章は多すぎず、カラー図解も多いため読みやすいです。
•透析ナース1年目 自分でつくれるはじめての看護ノート
穴埋め形式で知識を身につけるタイプの参考書になります。私と同じ書いて覚えるタイプの方にはおすすめです。
透析室での1週間を終えて【率直な感想】
病棟から透析室へ転職後、1週間を終えて率直な意見をお伝えします。
•日中働き、夜は寝るという規則正しい生活を取り戻せたこと
夜は寝れるという幸せを噛みしめてます笑
•定時帰りができるから就業後の予定が立てられる
•身体・精神的ストレスが少なくなった
中腰での体位変換やオムツ交換による腰痛なし、ナースコールにおわれて仕事が終わらない精神的ストレスなし
•日勤が続くので、慣れるまで辛い
病棟勤務だと夜勤があり不規則な分、休みは多めになります。きっと時間が解決してくれると思います。
週5日勤で働く会社員の方を尊敬します!
•一から覚えることが多い
覚悟していたことですが、透析治療について新たに学ぶ知識や技術が多いです。
新人に戻ったみたいになってます笑
・苦手な人と働く時間が長い
休みは日曜が固定休で週休2日のため、平日にほとんどのメンバーが働いています。
つまり、苦手な人と働く時間が長いです
これは私に限ることかもしれませんが、私の就職先には中途入職でもプリセプターがついてました。
これが一人から継続して技術を学べるという利点はありますが、私はプリセプターになった方が苦手なタイプだったので、辛いです。
でも、来週も頑張ります!Never give up!