循環器内科・循環器外科に配属が決定して、勉強で困っているナースはいませんか?
例えば、配属されて間もない新人看護師さん!
先輩が言っていることがよくわからない・・・
急性期にある循環器の患者さんは 日々まぐるしく変化していきます。
臨床現場で、多くの新人看護師さんは必要な知識が足らずに困っているかと思います。
一方、今まで循環器以外の診療科中心に経験を積んできて、新たに循環器へ配属が決定した看護師さん!
ある程度は循環器は看てきたけど、
細かい治療や知識はわからないよ・・・
いまさら、恥ずかしくて人に聞けないし・・・
2人のように悩む気持ちは、私も新人から集中治療室で循環器の患者さんを受け持った経験があるので、痛いほど分かります!
では、循環器ナースにはどのような知識が必要だと思いますか?
答えられなかったあなたには、ぜひこの記事を参考にしてみてください!
循環器ナースとは?
そもそも、循環器ナースについてお話していきます。
一般的に循環器ナースは、循環器内科・外科病棟に所属する看護師をいいます。
また循環器内科・外科病棟ではありませんが、集中治療室でも循環器の患者さんは受け持ちます。
そのため、集中治療室の看護師も循環器ナースに該当します。
循環器ナースでなくても、循環器は知っておくべき!
高齢社会の日本の医療現場では、高齢者を看ない日はありません。
むしろ、高齢の患者さんばかりです。
高齢者の場合、原疾患は循環器ではなくても、既往歴として心臓疾患を持っていることが多いです。
そのため、循環器ナースでなくても高齢者を受け持つ看護師は循環器の知識が求められます。
循環器ナースに必要な知識とは?
次は、今回の記事の本題である「循環器ナースに必要な知識について」お伝えしていきます。
その前に、あなたは循環器ナースには、どんな知識が必要だと思いますか?
おそらく、多くの方の本音はコレではないでしょうか?
色々ありすぎて、何から勉強したら良いかわからない…
私の経験から言うと、循環器ナースには大きく分けて4つの知識を学ぶ必要があります。
また4つの知識を学ぶこと、循環器ナースに求められる看護が分かると思います。
2.心電図を理解する
3.検査・治療を理解する
4.循環器薬理解する
では一つずつ、説明していきますね。
1.病態生理と心臓の機能と構造を理解する
まずは、受け持ち患者の病気の病態生理を学んでみてください。
また同時に、心臓の機能と構造を学びなおすことをオススメします。
正常と異常の違いがわかると、さらに病態生理への理解が深まります。
例えば、心筋梗塞とはどんな病気なのか?(発生機序や症状、合併症等)を理解することが当てはまります。
病態生理と心臓の機能と構造について勉強しやすい参考書をお探しの方は循環器ナースにおすすめ!病態生理がわかる参考書4選をCheck!
2.心電図を理解する
循環器の患者には、絶対に心電図モニターを装着します。
患者によっては、致死性不整脈が出現することがあります。
そのため、循環器ナースには心電図を読み解くスキルは絶対必須です。
心電図の読み方や正常な心電図、心房細動・期外収縮等の日常よくみる不整脈、心室頻拍や3度の房室ブロック等の危険な不整脈は見分けられるようにしましょう。
心電図について勉強しやすい参考書をお探しの方は循環器ナースにおすすめ!心電図がわかる参考書3選をcheck!
3.検査・治療を理解する
循環器では、心臓カテーテル検査や心エコー検査、血液ガス分析などのさまざまな検査を行います。
循環器ナースにはそれぞれ検査前後にはケアのポイントを理解して、対応することが求められます。
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4.循環器薬を理解する
循環器でも特に循環器内科では、沢山の循環器薬を使用します。
医師の指示の元で投与する看護師にもある程度は薬剤の意味や役割について理解しておく必要があります。
医者も人間!疲れていて間違えた指示を出す可能性があります!
その時に、自分に薬剤の知識が不足していると、間違えに気づけずに医療事故に発展することも!!
ぜひ、薬の知識は身につけましょう!!
循環器薬について勉強しやすい参考書をお探しの方は循環器ナースにおすすめ!循環器薬がわかる参考書3選をCheck!
まとめ
今回は循環器に配属が決定して、勉強で困っているナースへ向けて、 循環器ナースに必要な4つの知識についてお伝えしました。
ぜひ循環器ナースになり、何から勉強すれば良いかわからないという方は参考にしてみてください。
また各4項目について勉強しやすい参考書をお探しの方は関連記事をCheckしてみてくださいね。
では、また★
2.心電図を理解する
3.検査・治療を理解する
4.循環器薬理解する