こんにちは、ひとぅみです。
以前の記事循環器ナースに必要な4つの知識とは?の中で循環器薬を理解する必要があるとお伝えしました。
循環器科、特に循環器内科ではさまざまな循環器薬が使用され、循環器薬の中には循環動態に強く影響するものがあります。
そのため、医師の指示の元で投与する看護師にもある程度は薬剤の意味や役割について理解しておく必要があります。
医者も人間!疲れていて間違えた指示を出す可能性があります!
その時に、自分に薬剤の知識が不足していると、間違えに気づけずに医療事故に発展することも!!
ぜひ、薬の知識は身につけましょう!!
しかし、新人さんの中にはこのような方もいると思います。
Aさんに投与しているドブトレックスってどんな特徴のある薬かわかる?
う~ん、
血圧を上げる昇圧剤としか・・・・
特徴と言われると分からないです。
朝辞書を引いたけど、ドブトレックスが昇圧剤ってことしか分からない!
特徴って言われても・・・・
病態生理などの勉強で手一杯で、循環器薬の一つ一つまで勉強が進んでいない・・・
循環器薬についてわかりやすい参考書で効率的に勉強したい!!
そこで、今回は循環器薬について分かりやすく学べる参考書を3冊紹介していきます。
循環器薬についての参考書を探している方はぜひ参考にしてみてください。
循環器薬を理解するために役立つ本
Dr石橋のミラクルキャッチ循環器薬/石橋克彦
薬の特徴をわかりやすく知りたいなら、この本が一番おすすめです。
注射薬・内服薬の全43種類の循環器薬をキャラクター化して、作用のしくみから実際の投与法まで看護師に必要な薬の知識を楽しく学べます。
私はこの本を読んだことで、今では薬を見ただけでキャラクターが浮かんできます。
そのため、薬の特徴についての知識が忘れにくくなりました。
血管内治療の薬ケアブック/杉生憲志
循環器薬だけでなく、多領域の薬の知識が欲しい方におすすめになります。
この一冊で、循環器・消化器・脳神経系の血管治療で使われる薬の特徴や注意点、急変対応を学べます。
私の新人でICU時代に欲しかった1冊です。
多疾患併存患者をケアするナースには一冊で対策バッチリです!
薬がみえるシリーズ Vol.1/メディックメディア
病気がみえるシリーズの姉妹本になります。様々な領域の薬剤を全4シリーズで解説しています。
循環器薬を学ぶなら、薬がみえるVol1になります。
1,100点のイラストで薬と病気を関連づけて学ぶことができます。
病気がみえるシリーズで学習している方にはリンクしているので、学びやすいです。
病気がみえるシリーズは文章とイラストが見やすくておすすめです。
薬を勉強する時は病気と関連づけて覚えた方が患者の状態理解に繋がりやすくなることもあります。
まとめ
今回は循環器薬について分かりやすく学べる参考書を3冊紹介しました。
循環器科、特に循環器内科ではさまざまな循環器薬が使用され、循環器薬の中には循環動態に強く影響するものがあります。
そのため、 医師の指示の元で投与する看護師にもある程度は薬剤の意味や役割について理解しておく必要があります。
また薬を理解していると、患者さんに自信をもって点滴・内服薬を投与できます。さらに医療事故にも巻き込まれなくなります。
しかし、特に新人さんであれば病態生理などの勉強で手一杯で循環器薬一つ一つまで勉強が進んでいないことが現実だと思います。
より効率的に勉強するには、わかりやすい参考書が必要です。
ぜひ循環器薬について分かりやすく学べる参考書をお探しの方は今回紹介した参考書を手に取ってみてくださいね。
では、また★